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トウモロコシの活性炭開発・製造元 公式サイト 特許第5303698号

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いちごの萎黄病対策事例

いちご

いちごの萎黄病、病原菌はFusarium(フザリウム)です。

 2013年 大規模にいちごを栽培している農家様にて萎黄病の被害 

2013年9月、高設栽培で大規模にいちごを栽培している農家様を訪問したところ、こちらでは毎年病気が発生していると言うお話がありました。

いちごのハウス内での萎黄病被害

そこでハウス内を拝見させていただくと、萎黄病によって枯れてしまったと見られる株が散見されました。萎黄病(=病原菌はフザリウム)と言う事ならば、トリコエースでの対応が可能です。こちらの農家様を訪問したのは9月で育成途中と言う事もあったので、萎黄病の対策として株元に投入出来るトリコエースBを入れたところ、この年はその後の被害の拡大を抑える事が出来ました。

 2014年 萎黄病克服の為に本格的な対策を 

前年、トリコエースBを栽培途中で投入したことで萎黄病に対してある程度の抑制効果は得られましたが、万全を期する為にハウス全棟で土壌消毒を行いました。

消毒の一か月後、試験的にハウスの一部にトリコエースAを投入し経過を観察させていただきました。

4月(写真左)、7月(写真右)萎黄病は大幅に改善されてきている。

結果として7月中旬の時点で若干の萎黄病の発生は見られるものの、例年に比べると大幅に減少しているとの事でした。更には葉の勢いが良く、収量が増加したという副次効果もありました。

 2015年 萎黄病、完全克服へ 

1月、昨年までに萎黄病を克服出来なかった為、この年も土壌消毒を行いました。この年から土壌にトウモロコシの活性炭も投入することになり、トリコデルマ菌をトウモロコシの活性炭と併用することで微生物資材の効果を最大限に引き出し、萎黄病の克服を目指します。

また今回は拮抗作用の強いトリコエースAと、発根促進作用を併せ持つトリコエースBをそれぞれ投入したベンチを作り、その効果の比較も同時に行う事が出来ました。

 トウモロコシの活性炭を投入し機械で攪拌

投入量はベンチの長さ180cmに対し1リットルです。トウモロコシの活性炭を投入し機械で攪拌します。消毒を行った後、トリコエースA,Bをそれぞれ投入したベンチを作り経過を観察します。

5月16日撮影

写真左はトリコエースB、写真右がトリコエースAを投入したベンチ。萎黄病の症状は出ておらず、順調に育成が進んでいる。

左がトリコエースB、右がトリコエースAを投入したベンチです。萎黄病の症状は出ておらず、順調に育成が進んでいます。

7月17日撮影

7月、萎黄病の症状は出ていない。

発病はしておらず順調に育成が進んでいます。

9月17日撮影

9月、いちご萎黄病を克服

9月17日時点でトリコエースA、Bを投入したいずれのベンチでも病気の発生は確認されませんでした。この撮影日以降も発病は確認されず、萎黄病を完全に克服出来た様です。

また日照時間と気温が下がる9月以降、通常のベンチでは収量が50%程落ち込んだのに対し、トウモロコシの活性炭とトリコエースを投入したベンチでは20~30%程度に留まったという結果も出ました。

この年の結果から、こちらの農家様では翌年からトウモロコシの活性炭を全棟に投入し、散布の作業性と発根促進効果を考慮して、土壌消毒後にトリコエースBを散布することで硫黄病対策としています。

 2016年 いちご萎黄病克服その後 

2016年からはハウス全棟でトウモロコシの活性炭とトリコエースBを採用いただきました。

こちらの農家様では水で溶いたトリコエースBを灌水チューブで散布しています。目詰まり防止のため、不織布でろ過して使用しています。

分離したトリコエースBを不織布でろ過し、タンクへ投入

5月(写真左)6月(写真右)萎黄病は発生せず、順調に育成が進んでいる。

5月21日(写真左)6月22日(写真右) 萎黄病は発生しておらず、順調に育成しています。

9月撮影 萎黄病の発病無し

9月8日撮影 萎黄病は発生しておらず収穫も順調との事でした。

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