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第05話 POSデータ分析は検索速度が命!

第05話 POSデータ分析は検索速度が命!

 データ・ベースエンジンをDB2にした時に考えていたのは、当時は≪ 70店舗のデータ処理の速度≫がどうなるか?という不安がありました。ハードウェアも予算を考慮し、考えられる範囲で最善と思われる構成を組みましたが、RDBMSの性能はやってみないとわからない分野です。IBM側に相談するとAS400でなら大丈夫だろうと言われたが、それでは意味がない。ただ万一ハードウェアで解決するならせめてRDBMSが共通なら最悪の事態は避けられるだろうという判断はありました。(UNIXマシンや汎用機でも動く?だろう)

 

 実際にデータ処理を行い、ハードウェアの設定やミドルウェアの設定も色々試してなんとかそれなりの実行速度が得られました。データの検索速度は全く問題はなかった。問題になったのは夜間のバッチ処理の速度だったのです。

 今となってはディスクのIO性能が一番の要因であると確信しています。実際ディスク装置を160scsiから320scsiになっただけで30%も処理速度が向上しました。更にストレージの制御を二系統に分散することで速くなっています。後はディスクの回転速度が15千回転になれば50%の処理能力の向上になると思われます。

こうした性能検証の為に、どうしてもサーバーなどの設備投資が大きくなってしまうのは仕方がないと考えています。逆にこうした設備投資があることでお客様の信頼も得られていると思います。

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